[ No.002 ]「ローラーボール」
"ROLLER BALL"(1975 米)
70年代。ローラースケート。ごはん2膳目(笑)。
設定的には、企業が世界を支配する、争いの無い近未来。人間の闘争心を和らげるために「ローラーボール」という競技を世界的に開催した、というまぁ、当時流行った設定。「デスレース2000」とかね。競技自体は70年代に一瞬はやった「ローラーゲーム」に似た競技。「東京ボンバーズ」とか懐かしいね。
子供の頃一度観ただけだったんだけど、当時はよくわからない、尻切れトンボな映画だなぁ、という印象だった。でも大人になって見直してみると目から鱗。やばい。これは凄い。こんなに面白い映画だったのか!SFXに目を瞑れば(^^;。
設定の思わせぶり加減とか構図とかいちいちカッコイイ。冒頭に流れる「トッカータとフーガ」から試合に続く流れをドキュメンタリー風のカメラでガンガン追って、絵空事のゲームにグイグイ引きこんでくれる。
プロットは、チームリーダーの主人公が会社側から引退を進められる。主人公は無視するが、実は会社側は主人公のなにかを恐れており、試合上で彼を殺そうとする。という流れ。
実はこの「会社側の恐れる何か」は言葉では一度も説明されない。そこが子供のときは尻切れ感があったのだけど、大人になって観て最後のシーンが、その何かを語っていると理解できた。
今の映画に慣れていると物足りなさを感じると思うけど、個人的には大満足。大人になって見直して良かった映画暫定一位。
あと準決勝の東京チームと応援団が最高。「奴らはカラーテとアイキドーを使う!」「トキーオ!ガンバーレ!(正拳突で)」
ちなみに2001年にリメイクされたけど、いい評判は聞かないね(^^;。
評価:★★★★★(B級好き限定)
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